ライトノベルやアニメなどで異世界転生ものが流行っていますね。そんな生活にあこがれたり、そんな機会があったらやってみたいと思っている方はいませんか?そんなあなたに提案したいのが、田舎への移転。
突拍子もないような場所に移転しても、ごはんや衣食住が厳しい生活をしなければいけない異世界転生や異世界召喚に比べ、現在の地球上の日本の田舎だったら、ネットがあるから意外に生活ができるかも。異世界召喚気分でなんて感覚で移住して、ネットが使えるなら生活もチートも楽勝!内政チートで行政改革やお取り寄せでチートな田舎生活を行ってみても面白いかも?
そもそも田舎ってどんなところかというところから、どんな仕事があるのかなど田舎で生活する方法をまとめました。
田舎っていいの?都会暮らしとの違いは何?
田舎を都会と比較したときに、必ず意識していただきたいことがあります。それは、田舎とは「不便」がある場所だということです。
都会では、自分が気にしていないことでも人が気を使ってくれていたり、助けてもらっていることがあります。それは例えば、公益サービスだったり、公共交通機関だったり、住宅の設備だったり、近くにいくつもあるコンビニだったりします。その助けを一切なくしたとしたらどうなるのか。それが田舎に行くことで感じることができます。
定期的に田舎に行くことで、日ごろ人からやってもらっていることや些細なことだけど実は助かっていたことに気づきやすくなれます。
田舎に元々住んでいる人は、不便が日常なので不便に適応する方法をそれぞれ人が持っています。現地に住む人たちは時に助け合い、時に知恵を出し合って解決するためのルールを持っています。その中でたっとばれるのは全体を伸ばす発言や行動が好まれる事。都会で便利な生活をしていて、たくさんのサービスを受けてきたあなたにとっては今までやっていなかったことに取り組む必要があります。
また、サービスを受けてきたので日常の「当たり前」の基準が高いはずです。それをコミュニケーション力で人に助けてもらって何とかするのか、労働力として自分で時間と労力をかけて何とかするのか、お金を払って誰かにやってもらうサービスを受けるのか。田舎であなたが求める当たり前の生活をどう作るのかがあなたに求められます。
どこまでやるかはあなた次第です。場合によってはどこまででもやれるとも言えますし、何もできないともいえるでしょう。でも、あなたがやりたいだけしかやらないはずです。あなたが求めているものを実感でき、それを描く真っ白なキャンパスがあるようなものです。あなたが好きなように作っていい場所がある。それも田舎だったりします。
また、仕事で言えば、都会ほど仕事や不便の解消方法などの情報が伝達されていません。日本全国の成功例を田舎に反映してみたら、あなたのおかげで田舎が便利に発達したり都市以上の発展を遂げるなんて言うこともあるかも?
田舎に住むメリットって何?
都会に住むよりも、会う人の数が減り、接する人とのコミュニケーションの密度が増えることがメリットです。田舎では、入ってくる情報が少なくなります。そのため、住んでいる人のことに関心が行きやすくなるため、住んでいる人は他の人に気を配っています。そのため、あなたにも周りの人に気を配ることが求められます。
また、子どもがいる家庭の場合は家族だけではなく地域で子どもを育てることができる場合もあります。現地のおじいちゃんおばあちゃんたちに地元の昔ながらの遊びを教えてもらったり、外で遊んで探していたら「最近、よく川で遊んでるみたいね。」など、顔をみんなが知っているからこそ見守りの輪ができたりします。
そのため、孤独を感じることが多かった方は人とのつながりを感じることができます。また、農家が多いような田舎では、野菜が安かったり仲がいい農家の方から野菜を分けてもらったりもします。逆に都会の知り合いからおいしいものが届いたらおすそ分けをする機会もあるでしょう。「あれうまかったよ!」とか「うまい酒が手に入ったんだ!」なんて言いながら、同じものを食べる人や良いものを共有しあえる人がいるというのはメリットではないでしょうか。
ただし、このメリットはデメリットにもなります。それは、嫌いだと感じる人とも接する機会が増えてしまうということです。そのため、移住先を決定する際には、先に現地に住んでいる人達と交流することが大事です。接する機会を増やしたい人が多い土地なのか、それとも接する機会を減らしたい人が多い土地なのかを現地に行って体感する事が一番大切です。
「この土地の人たちともっとコミュニケーションをとりたい。」「ここに住む人たちの役に立つ何かを提供できたらうれしい。」などを感じることができる場所を選ぶのが良いでしょう。都会で仕事をした経験があれば、仕事のスキルは嫌でもついているはずです。そのスキルは、田舎に行くと重宝されます。今までの経験やあなた自身がその土地に何か貢献できるものがあればあるほど、その土地の方はあなたを歓迎してくれるでしょう。
お金を稼ぐための仕事はあるの?業種はどんなもの?
田舎での仕事を上げていくこともできますが、田舎でもできる仕事を上げていきます。
・農林水産業
・営業
・事務
・ガソリンスタンドやコンビニなどのフランチャイズ
・ネットを利用したフリーランス、自営業など
・ネットを利用した在宅勤務の就業(プログラマー、WEBデザイナー、サーバーエンジニア、在宅のコールスタッフなど)
おすすめは、ネットを利用した在宅勤務の就業です。田舎に暮らしたいという実力を持った方が増えてきている中、そういった即戦力を活用したいという世界企業はたくさんあります。仕事ができる人でも、スローライフを送りたいがために実力にあった職が得られない方もいます。そういった方をつなげる方法として、在宅勤務という選択肢が増えてきています。2017年12月現在では、アップルコンピュータの在宅勤務の正社員採用があっています。
場所を選ばない職を選んで、税金やスキルで現地の方に貢献したり、現地の人に貢献できる仕事を選ぶのか。はたまた、周りを気にすることなく働ける仕事を探すのもよいでしょう。何が目的で田舎に住むかにもよりますので、職業選択でも自分が田舎にいく目的は何なのかを考えながら選ぶとより楽しい生活を送れますね。
また、田舎に行くと不便を抱えている人が大勢います。その不便を快適に変えるために、都市で快適に過ごしてきた経験や知識が活きます。田舎に住んでいる人たちの不便をネット知識やこれまでの経験で快適に変える仕事ができれば、異世界転生の物語と同じで無双できるかもしれません。
買い物に行くのが大変じゃない?
日用品や食品までネットを利用して商品を購入することができます。地域にもよりますが、定期的に使う消耗品であれば1~2日ほどで届きますし、定期的に購入しないようなものでもほとんどの物が1週間以内で配達してもらえる時代です。田舎だから大変ということはそれほど考えなくてもよくなってきています。
地域によっては生鮮食品も宅配してくれる会社がありますので、併せて探してみてはいかがでしょうか。また、地方では朝市や無人野菜販売所のように激安価格で販売されている野菜などもあります。知り合いのつてで安く商品を購入できる場合などもありますのでそういった工夫をすることで、商品を安く近場で調達することもできる場合があります。
日本の地方都市や田舎で住むならどこがいい?
・結婚相手を探したい方:岡山県内
全国的に見ても初婚の平均年齢が若い0.5歳~1歳程低い県です。製造業が盛んで安定した給与を持つ人が多いこともあるためか結婚への意識が高いのかもしれません。また、程よい地方中枢都市であるため程よい田舎という意味でおすすめです。また、日本で一番晴れの多い(雨の少ない)県のためプライベートでも仕事でも動きやすいことも利点です。
岡山県の人口推移は日本人は転入者よりも転出者のほうが多いのですが、外国人の転入が多いため人口は増えているようです。ネットではジョンタイターという未来から来たという人の書き込みでは、将来岡山県が日本の首都になっていたなんていう話もありましたね。これから人口が増えて利便性が高まるかも!?
・移動や食事、利便性重視:福岡県
衣食住がそろって高評価の県として、様々なランキングで上位に来ている福岡市を利便性でおすすめの都市として上げています。地方中枢都市ですので完全に地方や田舎というほどではないのですが、田舎から都心部への移動も便利ですし、海や山などの自然が豊かな地域がすぐ近くにあるため自然と触れ合いやすいことも挙げられます。
飲食店はどこに入っても安くておいしいという情報も耳にしたことはありませんか。賃貸物件や購入物件も関東に比べるとお得な価格が並んでいることも体感できるはず。地元で仲間意識が強いので、一度はまると外に出たくないという方もたくさんいらっしゃるそうです。
・費用ベース:転入時の補助金がある地域
災害があって不便が発生した地域からは人の流出が増えます。また、過疎化している地域でも同じことが言えます。そうした地域では、転入を助成する補助金制度や入居時の条件緩和政策などがとられている場合があります。どこでもいいなと考えている場合は、そういった人が減っている地域の助成制度を使用して田舎に移転すると費用が抑えられることや、人が増えることを求められている地域なので行くだけでも喜ばれたり応援してくれる人が多いこともあります。
※生活コストが若干高くなると予測されますので離島や冬に光熱費や労力がかさむ北の地方や日本海側の地域は今回除外しています。雪国に行きたいという方は、ご希望の程度に合わせて調べてみても面白いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。田舎暮らしのメリットを感じていただけたでしょうか。
田舎では比較的やりたいように生きる事で得られる気楽さや、人の温かみや人から支えられて生きていることを実感する自分を成長させてくれる気づきを与えてくれるなど、便利さとは違ったものを得ることができます。それらを通じて、童心に帰って無邪気な気持ちを思い出すことやこれまでの人生で関わってきた人たちに感謝をすることもあるでしょう。
今の生活に不満や窮屈さを感じているのであれば、一度田舎に住むという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。最後に決めるのは、「なぜ自分がそうしたいと思ったのか」、「なぜそうするのか」を明確にして行動するあなたの意志です。あなたが決めたその道を、どう作っていくかもあなた次第です。
実家が都会で田舎の実家がなく、お金に余裕がある方であれば別荘のように、定期的に田舎に行くことができるスペースを作るという選択肢もあります。やり方は一つではありません。おもしろそうだと感じたらまずやってみましょう。実際に行動してみたら思いがけずに壁にぶち当たることもありますが、たいていの物は何とかなります。そこに楽しみがあれば是非チャレンジしてみてください。
※今回のまとめでは各都市ごとの人の傾向や好き嫌い、しゃべり方や県民性などと言われるものに関しては加味していません。
実際に移住をされる際にはご自身の足で現地に行き、現地の人や風土、生活環境などを体で感じていいなと思う地域を探してみてください。冬に豪雪がある地域などもありますので1年を通して考えることをお勧めします。総合的に考えて、最終的に判断されてください。
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