日本の国歌「君が代」|自分の国(日本)を好きになる解釈・考察

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日本国歌「君が代」のイメージ写真|日本の国旗と下に並ぶ人 自分を知る(自己分析)

1.君が代とは

『君が代』(きみがよ)は、日本の国歌。10世紀初頭における勅撰和歌集である『古今和歌集』に編纂された「読人知らず」の和歌を引用して作られている。世界の国歌の中で、作詞が最も古いといわれている。

和歌の当初の意味は「祝福を受ける人の寿命」を歌ったものだが、転じて「天皇の治世」を奉祝する歌となったと言われている。

日本国 国歌「君が代」作成・国歌になるまでの経緯

1869年(明治2年)に薩摩琵琶の『蓬莱山』にある「君が代」を歌詞として選んだ歌が原型となっている。明治3年に作られた礼式曲の初代「君が代」は、イギリス陸軍軍楽隊長J. W. フェントンの作曲。初演は、明治3年9月8日、東京・越中島における天覧練兵の際に、薩摩藩楽隊による演奏とされています。

明治9年に初代海軍軍楽隊長の長倉彦二から「天皇陛下ヲ祝スル樂譜改訂ノ儀」と改定の上申書が提出され、宮内省と改訂の方向で検討に入りました。

その後、旋律を付け直し、1880年(明治13年)11月3日の天長節に、宮内省式部寮雅楽課によって宮城内で初演されました。海軍省と宮内省のみでしたがこの時点で、国歌としての位置付けでの取り扱いが始まります。

作曲者は多くの人が関わっているため、明言を避けているものもWEB上ではみられます。
 この「君が代」は、海軍軍楽隊のお雇い教師、ドイツ人のF. エッケルトによって吹奏楽用に編曲され、明治21年に海軍省から各条約国に「大日本禮式」(JAPANISCHE HYMNE)の題名で送付したとされています。

1893年(明治26年)の文部省文部大臣井上毅の告示以降、儀式に使用され、1930年(昭和5年)には国歌とされて定着した。1999年(平成11年)に「国旗及び国歌に関する法律」で正式に日本の国歌として法制化。

参考:海上自衛隊東京音楽隊[Japan Maritime Self-Defense Force Band, Tokyo] オフィシャルホームページ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3

2.日本国家「君が代」 歌詞と当ブログの独自解釈・考察

1)「君が代」の歌詞

君が代は

   千代に、八千代に

さざれ石の

   巌となりて

      苔のむすまで

https://www.mod.go.jp/msdf/tokyoband/kimigayo.html

2)日本国歌「君が代」の独自解釈

君(歌い手、歌い手が問いかける人)が生き、作り出していく、作り出す技術や文化、生き様、それらが積み重なったこの時代は、

千代にわたり、永劫続く代にわたり、受け継がれていく。

その思いや行動は数々の荒波や変化に揉まれ、小さな石や石が砕かれた砂粒にもなるだろう。

いかに小さなものになったとしてもそれは、さざれ石のように大きな巌(いわお)を作り出す素材となり、大きな巌・ものや文化、世代を作り出すでしょう。

その作り出された(大きい)ものは、苔が生え揃えるような清浄な場所・ものを作り上げるだろう。

現代の憲法では、天皇の役割は日本国の象徴として扱われています。

そのため、日本国民・私達一人ひとりが、作り上げていく日本という国や人を表す歌あると考えています。

結果として、日本の象徴である天皇というシステムや役割、天皇陛下の御代、時代を賛美する歌としても成立しているとも考えています。

物事は結果が全てではありません。過程となる国民一人ひとりが立身独立して、意見を身近な人と話し合って練磨して磨き合っていく社会を作り出そう。

そうして相互に意見を理解し合って、より良い意見や行動が作り出されていく社会はきっと無骨で、乱暴なときもあるだろう。だけど、本音で語り合って、ホントの意味で理解し合える素敵で笑える社会で。

そんな社会、国で生きられたらと思う。

そんな国に、わたしたちの子どもたちや、次世代を担う若者に繋いでいきたい。

3.まとめと日本文化の振り返り

日本文化って大和を含んでいる。

他社を否定せず、自分を否定せず。

相手の考え方や大切にしているものを理解し、自分を否定せずにできることを考えて行動できる国や民族だと考えています。

そうして積み重ねられてきて、残してもらっている文化や生き方を、今後もより良い解釈や時代にあった考え方や習慣にして時代や子どもたちに残していきたい。

今後の行動を選ぶ、選択肢を決めるときの基準にしたい。

今の自分の選択肢が、自分の人生を作り、人に影響を与え、時代を作り、これからの永劫続いてほしい未来へと続いていくから。

国歌にも、そんな気持ちが込められていたらいいなぁと考えてしまいます。

名作は何度も見返してしまいます。

取れる解釈が読むたびに、見るたびに変わるから。

国歌も、様々な解釈がされる一つです。

私はそんな名作のいろんな解釈が好きですが、一つの意味を確定させたいとは思いません。

それは、きっと解釈されている全部の意味があるんだと思います。

人に感じさせるすべてを内包しているからこそ名作であり、大切にされるものなのだと。

これを読んでいるあなたの感じたことを大切にしてください。そして、人と話していろんな価値観に触れてください。あなたの感じたことを否定せず、人の感じたことを否定せず、和して同ぜずを繰り返していけば、大和となりて世代ができあがります。

おそれず、もっといいものに、いい世代に変わっていきましょう。

人は日々生まれ変わっていいものなんです。さぁ、このいまこのときからかわりましょう。

どう変わるかもあなたが決めていいんです。思う、言う、考えをまとめる、調べる、行動する、結果が出る、結果を振り返る、次の行動を決める。なんでもいい。一つの行動が未来を作っていくから。

新生人

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