反抗する人・しない人|見守る力で人を育てる

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反抗したくなる人っていますよね。

いろいろな意見を言ってくれたり、教えてくれたりしようとしてくれる人がいてもなんだかあなたには言われたくない!って言う気持ちになってしまう。

言いたいことや思ったことを、相手のために良い影響が出るようにコミュニケーションが取れるようになると良いですよね。

特にお子さんや家族、大切な友人、同僚など、あなたが人間関係を築いていくために必要なポイントを纏めています。

手を出さず 見守る

自分がやりたいことにチャレンジしようという時に

他の人が、こうやるんだよ!こうやるとうまくいくんだ!って、意気揚々と割って入ってくると、やろうとしていたことができなくなってしまって

良い気持ちがしない って時がありますよね。

これは、チャレンジや試してみたいって感じた人の思いや感情をないがしろにしてしまっていることになります。

なんとかうまく目標を達成したい、最短距離でうまく行かせたい。

っていう人には、いろいろな情報を提供することは喜ばれます。

相手が何を望んでいるかどうかが、言葉やおせっかいの意味を変えます。

そこで大事になるのは、相手を見守ることなんです。

見守ることの意義

見守るということはどういうことでしょうか?

み‐まも・る【見守る】[動ラ五(四)]

1 無事であるように注意しながら見る。また、なりゆきを気をつけながら見る。「子供の成長を―・る」「事業の発展を―・る」

2 目を離さずにじっと見る。熟視する。凝視する。「かたずをのんで画面を―・る」


https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%A6%8B%E5%AE%88%E3%82%8B/

用語の定義を見ると、ただ見ているだけ。ということを丁寧に表現されている言葉だなと感じます。

私は、見守ることをこう捉えています。

1.見る相手が、

1)何に意識を傾けているのか

2)何に対して、何をしようと考えているか

3)その結果として、どんな感情や体験をしたいと考えているのか

を見て理解すること。または、理解しようとして視線や体の動かし方、意識など何に気をつけているのかを知ろうとすること。

2.見られている対象が見守られていることを認識したときに、煩わしくないと感じること。

3.見守られていた人からの言葉を素直に受け入れざるを得ないと感じる状態

4.直接見るだけにこだわらず、相手が行動している結果や周りからの反応などを経由して、どんな思いをもって行動しているかを考えること

上記4つを踏まえて、私なりの見守られている人に与える影響、意義をお伝えします。

・見守る相手の努力と意思を、その行動を通じて認識していることで、「何も知らないで」と言わせない。理解されている相手にごまかせない、等身大の自分を打ち明ける習慣をつけてあげられること。

・見られていることで自分を客観視する習慣がつくこと。

・知られているうえで、自分を認められている・受け入れられている安心感を持ち、安定した精神で生活ができること。

見守ること自体が、人を勇気づけ、心を落ち着かせ、幸せに導きます。

見守ることと・止めること

見守ること自体を目的として行動してしまうと、見守らなきゃいけないから何もしないことが良いことだ。という極論は生まれることがあります。

社会に迷惑をかける行為を子どもや同僚がやっていた場合、注意や辞めさせるための行動が求められます。

昔は体罰という手もありましたが、対応方法が難しいですよね。

命の危険やリスク、問題点を相手が気づくように促したり、目線や合図を送って上げたり、身振り手振りで知らせてあげるなども良いでしょう。

何もリアクションをしないのであれば、それは無関心に近い行動になってしまいます。

命の危険や一生残る傷につながることは一度手を止めて、見直したり考えてもらう機会を作りましょう。

やり方や取り組み方を教えてもう一度チャレンジさせてあげる。

そうすることで、見られている意識を得ることにも繋がり、勝手に進めては行けないと考え始めることにも繋がります。

終わりに

見守るということは、子を持つ親、部下を持つ上司など様々な状況の中でハラハラドキドキするので心労が耐えません。

ですが、見守った相手が喜ばしい結果を得たり、楽しい経験をもてたときには、心のそこから良かったと感じるものです。

いやな経験を見守った相手がしていると感じる時は、その嫌な体験を嫌な体験のままにせず、いい思い出のエッセンスにつなげてあげることが見守る人の一つの役割でもあるのかなと思います。

見守ることは、自らの時間を使い、精神的な負荷を負いながら、責任を負いながら相手の成長を守ることに繋がります。

手を出したい、口を出したい。

だって、自分でやったほうが早いから

そういって、相手に考えさせる時間や機会を奪ってしまうことにもなります。

一度奪ってしまった機会は、二度と戻ってきません。

もう一度同じような場面が来たら、同じく人が意見を言ってくれると勘違いしてしまいます。

相手の行動や努力を見ていましょう。相手がやりたいことや、得たら喜ぶだろうなという感情や経験をイメージさせる手伝いをして、自主的な行動を伸ばしていきましょう。

そうすることで、あなたの周りに笑顔が満ち溢れることでしょうから

新生人

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