昔からの知恵は万事に通じることがあります。そんなおばあちゃんの知恵袋的な知識を、この記事では書いています。
「肘をついちゃだめ!」と言われたことはありませんか。私が言われたときは、なんでだめなんだろう?と不思議に思いながらも、肘をつかないように意識して姿勢を直したり、肩を上げたりと難儀したものです。
今日は、「肘をつかない」ということについてまとめました。
1.「肘をつかない」体勢とは
パソコンデスク、机などに向かって座り、パソコンでの作業や書きものをするときの姿勢をとってみてください。
日頃、肘を机についた状態で仕事や作業を行っている方は日頃の作業をちょっとしてみて日頃の体勢を思い出して座ってみてください。では次の3ステップで、体勢を作ってみましょう。
1)背筋を伸ばす
背中の丸くなっている部分を自然に伸びる程度まで伸ばします。
2)肘が机につかないように肘を浮かせる
肘を浮かせようとすると、肩から上がります。肩が少し上がったら、少し肩を後ろに引いてみましょう。
3)脇を軽くしめる
背筋を伸ばし、肘を浮かせようとして肩が少し上がると脇と腕の間が少し空きます。この体勢だと肩が凝ったり、作業がしづらくなります。
力を込めやすく、自然な身体の力を使えるような体勢にするために、軽く脇を締めると作業がしやすくなります。
できれば作業を行ってみていただくと違いを感じやすいかもしれません。肘をつかない状態を作ろうとすると、背筋を伸ばし肘を軽く上げ、脇が軽くしまった状態にします。この体勢になると二の腕に力が入っていないと作業が少ししづらくなると思います。
肘をつかない姿勢を取って意識すると気づく方もいらっしゃるのですが、肩が少し上がった状態で背筋が伸びたこの体勢は息が少しだけ肺に入りやすく、息がしやすいのです。
肘をつかない体勢をとり、体勢を整えることで肺に空気が入りやすい。つまり、深く大きい呼吸ができる体勢を自然と作れるのです。
日頃の体勢が、息がしづらい体勢だったことも気づけたら更にGoodです。
2.肘をつかないことで起こること
体勢を整えることで意識がはっきりし、落ち着いて選択したり判断することができるようになりやすくなります。
酸素を血中に多く取り入れることで脳に酸素を送ることで日中にウトウトしてしまう状態を減らすことができたり、頭の回転が早くなることもあります。
身体に取り込む酸素の量が増えることで、脳に送り込む血中酸素が増えることで脳の働きが良くなっているのかもしれません。
呼吸がうまくできない体勢で長時間い続けることで、血中酸素が低下してしまい頭がぼーっとしたり、凡ミスが頻発したり集中力が落ちたりします。
身体の脂肪を燃焼させるためには、酸素を身体に多く取り入れることが大切です。身体に酸素が多く入る状態を維持することで、代謝を上げることができます。
呼吸が深くなりますと、物事に落ち着いて対処できるようになり、さらに周りから安心して話しかけやすい印象を与えます。
また、落ち着いた物腰の人は落ち着いた対処・対応をすることができるようになるため、人からの無理な押しつけや失礼な行動は理路整然と言い返すことができるようになりやすいため周りから失礼な言動は減っていくことが多いのです。
仕事での評価も、落ち着いて対応することができる安心して任せる人という
肘をつかない!という一つだけのことで、仕事ができる人だと周りに印象を与えることができるかもしれない。という大きな影響がでるのです。
3.まとめ
おばあちゃんが、おじいちゃんが口を酸っぱくして言っていたかもしれない行儀を良くするということや、細かな知恵は、あなたの幸せを願ってのことだったことでしょう。
この機会に、肘をつかない生活を通して、日本人の叡智と人を思う心がつなぐ現代という世界に感謝しながら今日も活かしてもらっていることを感じます。
ふと振り返って、子どもの頃によく言われたなって言うことがあればここで振り返り、立ち返り思い出し、ちょっとやれるなって言うことを行動に移してみてください。
あなたの祖先が大事にして、良かったと思う経験をあなたに教えてくれているはずです。
あなたのご先祖から続くあなたへの思いがあなたの心に届きますように。
これまでのあなたの努力と行動が報われる結果に繋がりますように。
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