自分がなりたい「役割」に応じた行動をとれ｜ノブレス・オブリージュ

新生・リセット

2018.06.132018.06.14

あなたがなりたい理想のあなたってどんな人ですか？自分がなりたい役職や立場、自分の理想像ってどんなあなたですか？

そんな、なりたい自分になるために必要な行動を導き出してくれる「役割」についてまとめました。

ノブレスオブリージュって知ってますか？
役割とはなにか？
役割を負うことで、やりたいことがやれなくなる場合には
まとめ

ノブレスオブリージュって知ってますか？

ノブレス・オブリージュ（仏: noblesse oblige ノブレ（ッ）ソブリージュ）とは、直訳すると「高貴さは（義務を）強制する」を意味し、一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことを指す。

Wikiより引用

いまだに貴族制が残っている英国では、戦争になると貴族の死亡率が最も高いことから、この精神が強く残っているといわれます。なぜ死亡率が高いのかというと、平民に比べて率先して激戦地に進んで赴くことや貴族ではない国民を守る事を強く意識しているため、死亡してしまうことが多くなってしまうそう。

これは、他者よりも権利を有している役割を持っている人には、役割を果たすだけの義務と責任が必要だということを英国の貴族は強く意識し、行動を行って義務を果たしているためだと言われています。

昔の日本人の軍人経験者も、帰ってきたときは立派に役目を果たしたかどうかを口々に言われたという話もあります。お役目をはたして、なぜ死んでこなかったのかなんて言われた人もいたそうです。戦時中、民間人が食料を切り詰めて生活し、軍人さんに食料を多く配給していたため、このような発言や意識があったようです。自分たちの小さな行動が、人のためになる。そう思って、日本人の一人一人が行動し、小さなことを積み重ね、大きな結果を紡いでいく。そのために、自分の子供や大切な人が行動をしっかりできたのかどうか。日々、考えて生きていたのかもしれません。

役割とはなにか？

ここで、言葉を振り返りたいと思います。

「役割」とはなんでしょうか。Wikiでは下記のように定義されていました。

役割（やくわり）又は社会的役割（しゃかいてきやくわり）は社会的な状況で行為者によって概念化される1セットに結合した振る舞いと権利と義務のこと（すなわち期待され学習される行動様式）である。

Wikiより引用

役割とは、人や社会に割り振られ、権利を受けられるものという概念とされています。また、具体的な行動や習慣的かつ継続的な学習と改善され続ける行動様式が期待される義務が発生するものです。ただし、こう考えることもできるはずです。

役割に応じる事ができる自分になれば、「役割が自分に割り振られる。」

あなたが、立派な父親になりたいからと言って今の平和な日本で、「日本国の立派な軍人として海外に行って、お国のために戦ってきます！」と言っても日本に外国を攻撃するための軍隊はありませんし（※2018年６月現在）、戦争中や交戦中でもありませんので、軍人も不要です。逆に、火種を外国につける事になったら国に迷惑かけるからやめてください。っていう話になりますよね。

自分がありたい役割をイメージし、その役割や人から求められている責任や行動をとることで人が喜ぶことをやりましょう。自分が気持ちいいことや嫌でなくやれること、自分にとって難しくないことであればどんどんやってみましょう。人が喜ぶことや自分の子どもたちや親戚、知り合いの次代を担う世代の人たちなど、つながりを通じて人が喜ぶことや人に求められることをやりましょう。そうすることで、もしあなたがとる小さな行動でも、誇りをもってできる行動になり、あなたはもちろん、あなたの周りの人も幸せになります。

役割を負うことで、やりたいことがやれなくなる場合には

自分が何かの役割を引き受けることで、何かの制約ができてしまうことはありませんか。例えば、やりたいことをできなくなる。もし、そういったことがあれば、両方できる方法がないかを考えてみてください。意外と、両方できる方法なんてあるものです。片方だけしか選べないと思わないでください。それは、自分の選択肢はもちろん人に提示する選択してもそう。

選択肢は1つでも２つでもない。３つ以上はたいていあります。２つ以下しかないと感じる場合は、その選択肢はできるだけ選ばないでください。もしくは、選んだ後でも３つ目の選択肢を探し続けてください。