祐徳稲荷神社 – 商売繁盛の神様・山頂にある本殿への道を通じて商売の真髄を感じる旅
1. 祐徳稲荷神社の繁栄パワー: 歴史と神話
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社ゆうとくいなりじんじゃは、貞享4年(1687年)肥前鹿島藩の初代藩主鍋島直朝の夫人である花山院萬子媛が、お輿入れの際に稲荷大神の御分霊されて作られたことが創祀となったと言われています。
御祭神は、倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)、大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)、猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)をお祀りしていると言われています。
繁栄と芸事の神様と成功に至る道を示していただける猿田彦大神のご神徳をいただければ、成功への道が開けることでしょう。
祐徳稲荷神社の御祭神
倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)
一般に稲荷大神と呼称され、衣食住を司り生活全般の守護神として尊崇されておられます。
お稲荷様はご利益が厚いことで有名ですが、とても強い神様でもあります。有名なこととして、お奉利すれば家が大きく発展するが信仰が薄くなり奉らなくなれば祟りも大きいとも言われています。
※大きなご利益がなくなることで、守りや下駄やはしごがなくなり、落下してしまうのだと思われます
大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)
天宇受売命(アメノウズメノミコト)、天細女命(アメノウズメノミコト)とも称され、天照大神(アマテラスオオミカミ)が天の岩戸(アメノイワト)にお隠れになった時に、その岩戸の前で舞を舞われた神で、技芸上達の神、あるいは福徳円満の神として信仰されます。
猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)
天孫瓊瓊杵命(テンソンニニギノミコト)が高千穂の峯に天孫降臨をなさった際、その先導役をされた神で、その故事により水先案内の神そして交通安全の神として信仰されます。
参考:https://www.yutokusan.jp/about/
2. 四季が美しい祐徳稲荷神社の境内|秋の紅葉が特に美しいのでおすすめ
神社の美しい自然景観と季節ごとの変化
祐徳稲荷神社は四季を通じて境内至る所に花が咲きます。ご参拝の折にはご参拝者をおもてなしてくれます。四季の花暦として、神社の公式サイトでもご紹介されていますので参拝前にご覧になってもいいでしょう。
参考:https://www.yutokusan.jp/about/season/
参拝者が自然の中で感じるリラクゼーションと癒し
境内には鯉が泳ぐ池や藤棚、奥の院まで至るための山など様々な自然と触れ合うことができます。
ご参拝の際には、自然を感じていただいて自然の厳しさや優しさに触れ、心穏やかな時間としていただけることでしょう。
※山の奥院まで行かれる場合は完全に山登りとなりますので、運動靴や水分の準備などを行って入られてください
3. 祐徳稲荷神社のお祭り
初午祭 <2月初午の日>
稲荷大神様が御鎮座されたご縁日。深夜零時よりご祈祷開始。商売繁昌祈願多く一日中賑わいます。境内にて平戸神楽、面浮立、一声浮立、他民謡などの奉納が行われますので神社と縁が薄い方でも神社に行くきっかけにできます。
祐徳稲荷神社の夏祭り|葉月(8月) 夏祭八月一日
1年の上半期の汚れをはらい清め、秋の豊作を祈願するために始まったと伝えられています。
文化的な祭事への参加を通じた新たな発見と喜び
境内から社殿に進むと 様々な装飾を目にすることができます。彩りが美しく、彫刻なども見事なできになっています。
様々な意匠は、実は御祭神や縁あるものを指していることが多いため、神社の意匠には謎を紐解くきっかけになるものがあります。
実際に訪問して、どんな意匠があったのかを思い返してみたり、それぞれの意匠や神紋などの意味を調べてみると意外な気づきがあるなど楽しい時間を過ごすことができます。
4. 祐徳稲荷神社周辺の魅力・お土産とお食事どころ
祐徳稲荷神社の参道にあるお食事処
大きい神社ですので参道にお食事どころやお土産屋さんが並んでいます。お祭りや正月のときなどは混み合いますので、お早めに時間を調整してご利用されることがおすすめです。
お食事どころではお稲荷様のお好きなお稲荷さんやきつねうどんなどは食べられると神様の気持ちになって食べられるかもしれません。中にはお庭の池を見ながらお食事ができる角屋さんなどもあります。
行きたいお店を調べて、TPOに合わせて訪問してみてください。
有名なお土産:稲荷ようかん
祐徳稲荷神社産に参拝したときの鉄板のおみやげといえば、稲荷ようかんです。
押し出しながら途中で糸でようかんを切るスタイルは食べる人のことを考えてた昔の方に頭が下がります。小さな工夫が感じられて楽しい気分になれる一品です。
小分けにできるものではありませんので、家や家族など、親しい方へのお土産として重宝します。
参道にはたくさんのお店が並んでいますので、お土産屋さんや食事処でお食事されると雰囲気を感じられることや、現地の方に触れることもできますのでおすすめです。
5. 祐徳稲荷神社へのアクセス
アクセスするために便利な交通情報
車:長崎自動車道 武雄北方ICまたは嬉野ICより鹿島方面へ30~40分
電車:肥前鹿島駅まできたら、順調ならタクシーで10分ほどで到着できます
飛行機:九州佐賀国際空港リムジンタクシー
6. まとめ
佐賀に来たら、参拝していただきたい神社の一つ、祐徳稲荷神社をご紹介しました。
商売繁盛、五穀豊穣、家族の繁栄など、いいことづくめのご利益にあやかって、ぜひ一度ご参拝になってください。ご参拝後にうまくいくことがあったら、お礼参りで参拝されると多くのご利益をいただけることでしょう。
神様とのお付き合いを通じて、成功したら、周りの人に感謝ができる人になる習慣をあなたも作ってください。
あった人に感謝ができて、関わった人が嬉しくなれる人であってほしい、今この瞬間からそうであるあなたになっていたら嬉しいなと思います。
あなたの人生が喜びと笑顔に満ち溢れることを願っています。
新生人
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